呪術廻戦の舞台公演が当たった。
公演日は私の誕生日、かつ1階C列という神席が取れてしまったので、ええい!もう行きます!かかってこい!と見えない敵を殴り倒し、このコロナ禍の真っ只中、東京へ行ってきたのだった。
チケットが取れた舞台は夜の部であったため、昼過ぎに東京へ到着し、宿泊先のホテルへ直行する前に、毛玉犬ショップへ寄ってきた。毛玉犬、メチャメチャかわいい。上野駅近くのショップで期間限定だと聞いていたので、東京へ行くなら行くしかねえ!と思ってやってきたが、この地下1階へ降りる階段でもうすでにワクワクがいっぱい。最高。グッズ系は普段あまり買わない方なのだが、せっかくだからとポストカード2枚とキーホルダーを買ってホテルへ向かった。マジでかわいい。この後、ホテルでニコニコしながらTwitterをしていたところ、2,200円以上のお買い上げで限定ポストカードが貰えたことを知って泣いた。
舞台はマジのマジで久しぶり。おそらく7年ぶりくらい……?弱虫ペダルの舞台が最後で、その時も「今の舞台ってこんな仕掛けがあるんだ、すげえ!」「あと自転車の前輪だけで自転車乗ってる感じ出してくるのヤバ、発想の勝利」といたく衝撃を受けた覚えがあったので、最新の舞台とやらはどんなもんじゃい!と、大変楽しみにしていた。
もちろん、呪術廻戦のオタクでもあったので、2乗3乗とワクワクが野沢雅子の悟空並みのスピードで膨らんでいた。
▼17:15 会場入り
まあちょっと早いくらいか、と思いながらも天王洲 銀河劇場へ入ったところ、すでに入場始まってて(1時間前に開場したのかな)、物販も既に売り切れが出ており、笑ってしまった。五条悟のトートバック、売れ切れるのが早すぎるのよ。初動には出遅れてしまったが、一番買いたかったパンフレットが無事に入手できたので良しとする。
劇場のスタッフについては好印象だったな。物販や列の捌き方も慣れているし、ちょっとしたお喋りにもちゃんと注意してくれるし、安心感があった。
▼17:30 パンフレット
やや手持ち無沙汰になったので、始まる前に、席でパンフレットを軽く眺めることに。芥見下々先生の書き下ろしがあるとかないとか噂を聞いていたので、待ちきれなくなってしまったんだな。先生の書き下ろしページには『五条役の三浦さんは映画カルトで超強い霊能力者だったんだぜ〜!!』とのコメントが書かれており、私もカルトは見ていたので、「ああ〜!先生も見たんですか!?あのB級オカルト映画ァ!!」と嬉しくなってしまった。癖になるB級なんだよな。カルトを見た後、しばらく、私の中で「セイッ!!」の掛け声が流行りました。
▼18:00 劇場
ここからは箇条書き。
・ストーリーは、漫画基準で1〜4巻かな。虎杖の高校に伏黒がやってきて、野薔薇が加入し、少年院で一旦虎杖が死に、羂索と呪霊がファミレスで茶をしばき、漏瑚と五条が領域展開したり、生き返った虎杖が七海と仕事をしたり、真人と順平のあれこれがあって、最後に人を殺した虎杖が少しの覚悟を決めるまで。
・先々のストーリーまで知った後で、改めて最初のストーリーを見直すと、色々違う視点でものが見れて面白い。たとえば、虎杖の姿を隠れて見ている羂索を見ると「母親ヅラか?」みたいな感想が湧くとか、あまりに五条に簡単に負けていた漏瑚だけど「いや、わかっていたけど漏瑚は漏瑚でとても強いんだよな、この舞台の漏瑚の術式と領域展開のエフェクト、実際めちゃくちゃヤバそうだもん……」と漏瑚を再評価してしまったりとか。
・みんなめちゃくちゃ歌うじゃん。これミュージカルなのか?舞台って聞いたからちょっと心の準備ができていなかった。テニミュばりに歌うじゃねえか〜!嫌いではないな。
・最新の舞台のプロジェクションマッピング楽しい〜!薄い布みたいなものにバンバン映像を当てて、文字もガンガン出すし、術式もバンバン移す。この演出だけでも相当費用がいるのでは?歌も相当な数あったり、金がかかっとる。
・オカ研のおかっぱの女子(息子と仲良くしてくれた子)、メチャクチャ見てしまった。かわいいね。
・硝子が出てきて、これもメチャクチャ見てしまった。綺麗だね。
・初登場、羂索ちゃんちょっとハシゴでコケかけた?かわゆ。しかしこうして見ると、ちゃんと虎杖悠仁を使うために周りを見てたのが分かる。
・伏黒の歌うシーンで突然出てきた4人?5人?くらいの男子グループ一体なんだ…?伏黒が急にたくさん友達連れてきて俺たちグループだぜみたいな雰囲気を醸し出したので、首を傾げた。
・う、ウーン!?真希さんの曲の歌詞には、若干目をそらしてしまうのだが……!あとギャグが若干合わない!まあ、舞台も二次創作の一種だから、そういうこともあるな。
・五条の体がちょっと薄いな〜って感じもする。役者さんが痩せ型なんだろうな。しかし、領域展開は、宇宙のプロジェクションマッピングの出来がとても良かった。
・真人が映画館から出てきたとき、順平に声をかけられた後の真人の勧誘の仕方、完全にこれから繁華街に青少年を連れてくエッチなお兄さんだったが?
・ずっと続いた爆音で、後半からジワジワと耳が痛くなってしまった。目もチカチカして、鈍い頭痛を感じる。集中力もすっかり切れてしまって、年は取りたくねえな……!
・お隣さんが笑うと、その振動で私の席まで大きく揺れるのはなんなんだ。途中から気になってしまった。椅子と椅子が棒か何かで連結してるんだろうな。なんとかできるならなんとかして欲しいが、これはもう仕様っぽいな。
・舞台の幕を下ろす時、幕を帳と表現したのは面白かったな。
・最後はみんなで領域展開のポーズをして締め!楽しかった!
7/30の出来事は以上!7/31の感想はまた後日にでも。
▼東京旅行2日目 7/31 書き申した
庭園×美術館×洋館×蜷川実花、コスパ良すぎる