「2022年」の記事一覧

将棋ってなんなんだろうな

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週刊少年ジャンプ 2022年23号

月曜日はおじゃんぷの日。

呪術廻戦。「引き寄せた確変!!」じゃないのよ、煽り。これがコンプラ術式ですか!?乙骨先輩に並ぶかもしれない領域展開!?上層部に嫌われる術式なのも残当なんだよな。よくわからんのだけどこのCR私鉄純愛列車、ヒロインのライバルポジションの女子が「わざとだよ?」って言ってくる確定演出きたりしない?(NANA世代)

高校生家族。当初はパパばかりに意識が向いていたが、春香ちゃんの将棋部活が始まった途端ダントツで面白いんだよな。裏の社会の将棋打ちに対して「殺しにかかってる」じゃないのよ。殺し合いのらせんといい、将棋って一体その……何?そして最後は春香ちゃんの性格と持ち駒のルールでことを治めるのがうますぎる。高校生家族は将棋漫画だったのかもしれないな。

アンデラ。おま、お前……おまえー!!それはそうなんだろうけど、そうじゃないだろうが!カップルは全員幸せにならんかい!だめ!?

名古屋以外全部壊滅。ジャンプラの読み切りだが、まあ同じカテゴリに入れておこう。主人公くん、「日本を名古屋の支配から救うものだ」じゃないが?大阪、広島、名古屋に住んでいたので、大体のネタがわかって楽しかった。もっと争って欲しい。そしてお前たちが疲弊した頃に、我が静岡が全てを手中に収めるという寸法よ。

もしかして作者はラオタに親でも殺されたのか?

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ラーメンハゲこと芹沢さん見たさに先日の続きから。このままだとラーメンハゲの夢女になってしまう。

ラーメン発見伝 8〜18巻 / 久部緑郎、河合単

『スープが冷めた日』の続きから、なんかイケメンが出てくる沖縄そば?ラーメン?の対決まで。18巻であってるか?ラーメンハゲこと芹沢さんが主人公の藤本くんのことを可愛がり(相撲部屋風)しているのをひたすら見せつけられていた。佐倉×藤本派の俺が黙っちゃいないぜ。急に藤本くんがザ・ラーメンマスクを名乗り始めた時は、思わず奥付の出版日を確認してしまったが、ちゃんと平成の発刊だった。本当かよ!?
全然ラーメンとは関係ないんだけど、この漫画で出てくるクリエイターとアレンジャーの必要とする素養の違い、客観視を失うこと、市場や流行についての考え方、立地環境などなど、フリーランスをやっている身としてメチャクチャ考えさせられるな。芹沢さんは、いわゆる『上の世代』に求める有能な人物像としての振る舞いがキャラクターのうちに完成されている感じがあるが、イノベイタータイプって感じで常に新しいものを作っていこうとする気概がある。主人公や若い世代のサブキャラクターたちは、改善・改良に優れたアレンジャー。新しいもの(情報・発想)は常にありふれているから、その中から好きなものを見つけて自分なりの匙加減を身につける感じなのかな。藤本くんが言っていた「ラーメンの多様性こそが、オレに取ってのラーメンの魅力の原点のような気がする…」というのは、共感できた。(だからこそいっぱいのラーメンに色々ゴチャゴチャ足し算してしまうのも)

らーめん才遊記 1〜11巻 / 久部緑郎、河合単

この話は一気に読んだ。主人公のゆとりちゃんの虚言癖ヤバくない?こんなに堂々と嘘ついて記憶を改竄する女主人公ちゃん(曰く「傲岸不遜で唯我独尊、平気で嘘をついて人を陥れる邪悪な女」)久々に見たぞ。
社会人としてどうかと思う箇所は多々あるのだが、「まあいうて自分も当初大差なかったかもしれんし、自分より明らかにゆとりちゃんが使える人材なのでその時点では負けているわけで、私も黒歴史をその場で塗りつぶすくらいの才能欲しかったな……」となる。なんの話?ゆとりちゃんのこと、思っていた以上に好きになったという話だよ。なんていうか、ゆとりちゃんの性格に難があるチートキャラ設定、これは実質ラーメン業界の五条悟なのだと思えば(?)好きにならざるを得ないんですよね(??)。メチャ面白かった。次は『らーめん再遊記』読まなきゃな。
「いいものなら売れるなどというナイーヴな考え方は捨てろ。」等、ネットで見かけたラーメンハゲの名言がいっぱい出てきて満足しました。(また情報を食ってる!)

ノンアルコールの強炭酸

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20代の頃、毎晩ビールやストロングゼロを飲むというヤバい習慣を持っていたことがあるんだけど、その飲み物をノンアルコールビールや強炭酸水に切り替えられるようになってから、毎日酒を飲む習慣を断つことができた。私はもともと酒を飲むときに炭酸系のものを中心に飲んでいたことが切り替え易さに繋がったと思うが(スカッとする喉越しのよさがあればアルコールの有無は二の次だったようで、ビールと同じテイストと喉越しで0kcalならノンアルコールを選択できる)、純粋に味を楽しむタイプの日本酒やワイン、ウィスキーなんかを味わって飲んでた人は、禁酒チャレンジの難易度ってどうなんだろうな。

時間の分子生物学 時計と睡眠の遺伝子 / 粂 和彦

以下のツイートを見かけたとき、そういえば『すべてがFになる』の真賀田四季も「眠ることの心地よさって不思議、それを望むのは、意識がなくなることが正常だからではないか?眠っているのを起こされるのって不快では?覚醒は本能的に不快なものに思える」みたいなことを言ってたな……というのがきっかけで、最近の睡眠に関する知見が気になって手に取ったような。

本の内容について、生物には、地球の回転に合わせた生体時計がある。まず第一に自律的に自動で刻む時計、第二に外からの調整ができること(光を浴びてリセット等)、第三に針が一周するのに約24時間かかること、第四に環境変化が起こってもその周期が安定していること。なんのためにこういう体内時計が必要なんだろう?という疑問について深く考えたことがなかったので、睡眠(外の気温が下がるタイミングで眠ることがデフォルトなら、その時間に合わせて前もってメラトニンを出すサイクルが必要)や、行動(夜行性なら夜を身体で定義する必要がある)に深く関わりがある、みたいな答えには納得できた。本日28%まで。

終末旅行がはじまるぞ!

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始まらんやないかい!(ニコニコ動画で『少女終末旅行』アニメ全話一挙放送が始まったと思ったら追い出された)

少女終末旅行 / つくみず

原作の漫画はだいぶ昔に一通り読みました。滅びを待つだけの終末世界の雰囲気が好きだったのでワクワクしたし、残された機械や人工知能の役目なんかも哲学的で面白かったな。アニメは原作に追いつかず、途中までで終わっているとのことでいつかは見てみたいなあと思いながらクリックしたら……はじまらんやないかい!(二回目)

どうやらAmazonプライムビデオにもアニメの収録があるようなので、折を見て試聴したいと思う。

簡単に、単純に考える / 羽生善治 

先日読んだ『人工知能の核心』が面白かったので対談本に手を出した。対談本好きなんだよな。これは面白いはず、と思って読み始めたのだが、一人目の時点ではあまり話が面白くない。なんだろう、対談者が羽生先生が天才っていう論調で進める結論ありきの引き出しで進めてくるからか?会話の受け答えにいまいちピンとこなくて首を捻る感じである。私にはまだ早すぎたのかもしれない。本日17%まで。

ダメもとで申し込んだ呪術廻戦の舞台チケットが当たりました。やったぜ。久しぶりに東京へ行こう。

エウリュアレLv90しか勝たん

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古代ギリシャのリアル / 藤村 シシン

藤村シシンさんのファンなので読んだ、と言いたいところだが、この本が出たのは大分昔では?ともあれ、ようやく読みました。読了。
ギリシャに対する「青い空、青い海、白い神殿」という漠然としたイメージが秒で崩されて笑ってしまった。あの白いパルテノン神殿も元々はインドの仏像のような極彩色の建物だったのに、ヨーロッパ的な「俺たちが考えたギリシャ」イメージで漂白されて作り上げられたものとのこと。1939年に発覚した、博物館のスポンサーに「大衆に受けるように白くしろ!」と指示された職員が金の装飾等を削ぎ起こしてしまったという世界で一番大きなスキャンダルだったそうだ。知らなかった。でも、そう言われてみれば、アサシンクリードのパルテノン神殿は色彩豊かだったように思える。
ギリシャに限らないが、恣意的に改竄された歴史はもう取り返しつかないんだよな。でも読み進めるうち、とにかく人間くさい動機でしょうもないことを主張し過ちを繰り返すギリシャの歴史に、微妙に親近感が湧いたりもした。なんだろうな、著者の書き手の妙なんだとは思うが、『なんでそんなことした!?』という気持ちがヘイトに向かないというか、まあ、生きてる人間はそういうもんだよなと感じられる温度の文章で面白かった。偉大な古代ギリシャを引っ張り出してきて、それを商売にして現世利益を優先した結果、古代ギリシャ以外のギリシャのイメージが皆無になってしまっているのも示唆に富む。また、ギリシャ神話の神々について少し詳しくなりました。
今、YoutubeのゲームさんぽでFGOのギリシャ陣営を追ってるっぽいので、こちらも引き続き追いかけたい。