「2022年」の記事一覧

そういえば紫苑ちゃんはどうなった!?(KOF)

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勝ち続ける意志力 世界一プロ・ゲーマーの「仕事術」/ 梅原大吾

十代の頃、格闘ゲームのキング・オブ・ファイターズにハマっていた時期があったので、その界隈経由でプロゲーマーの梅原さんのご活躍は知っていたものの、本まで手に取ったことはなかったのだが、Kindleで少し安くなっているのを見て買ってしまった。

一回勝つことと、勝ち続けることは違う。一回勝てば良いだけの場合は、その後も勝ち続けることはできないだろう。勝ち続ける人間も、過程で負けることはあるが、それでも次に勝つ努力が継続してできる。梅原さんは、無期限に勝ち続けることを求められる職業なので、その過程で得たノウハウを記述する、みたいな序章だったかと思う。いや、初めから面白いな。こういう作者個人の体験談ってあんまり面白くない場合が多いんだけど、ずば抜けた記憶力を持って生まれた『才能』の姉がいて、周りにはセンスのいい奴はいっぱいいて、そんな世の中で、特に才能というものを持たない己は何をできるのか。「ゲーム」なんてものに人生をかける、その道が本当に正しいのかどうか信じきれず、中学生時代は自分を信じきれなかった。だから自分自身を好きになれなかった。なるほどなあ、と共感できる話だ。この人のすごいところは、それでも時間を大量に費やし、かつ分析と攻略も怠らなかったことなんだろうな。結局、どのように自信をつけたかといえば、ゲームが上手くなったとかそういうことではなく、苦手なものを克服したり、誰に見せても恥ずかしくない努力をしたり、高みを目指す姿勢を貫けたという事実から、という、「この人……!マジで正しい努力ができてる人だ…!」感があって面白かった。あと、プロゲーマーという、普段話を耳にすることのないジャンルだから、出てくる話が割と新鮮だってのも読んでいて楽しい一因かな。本日は第二章の途中まで。

諦めなきゃ、諦めなきゃ夢は必ず叶うんだ!

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初日で石を全部溶かしながらも、死んだ目で毎日マスターミッションをこなし、諦めずに石と呼符をコツコツ集めなおした結果の…勝利!😠

最終日に呼符10枚貰ってすぐさま使い果たした甲斐があったものの、このすぐ後にコンスタンティノス11世ピックアップが始まってしまって泣いた。私はコロンブスか?

8時間ダイエットも即効で破ってしまったし、本を読む気もなく、今日はとてもダメな日だった。

毎年福袋で賑わう、世界のお茶専門店・ルピシアの話。今年は夏の福袋(紅茶詰め合わせ)を買ったので、今月のお茶がルピシアから送られてきた。3000円以上商品を買うと、月1でティーバッグ2個お試しに送ってくれるというお楽しみなのだが、近年は全くルピシアを買っていなかったので、この手のものを久しぶりに貰った。まだこのサービスをやっていたんだなあ、と嬉しい気持ちになりながら、すぐさまサンプルのティーバッグを使ってお茶を淹れるなどする。(癒しが欲しかった)
・8049 抹茶入り煎茶「葉葉清風」…美味しい緑茶〜!以上の感想が浮かばず、己が貧相な舌であることを噛み締める。
・9220 ルイボス アールグレイ(ノンカフェイン)… うっすらとしたの苦味?えぐみ?が気になって普段ルイボスティーは飲まないのだが、これは美味しかった。アールグレイのすっきりさが効いているのかも。

キャストリアが全然手に入らないよ〜!

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光と闇のendless battle……貯めてた石を全部放出したのに、マジで期間限定PU対象のキャストリア来ないが?妖精騎士トリスタンも来ない。明日の呼符10枚でなんとか来てくれ。(FGO)

ラーメン発見伝 18〜26巻 / 久部緑郎、河合単

前読んでストップしていたところから再読。最終話まで一気に読み切った。面白かった。
これまで、主人公・藤本とヒロイン・佐倉の恋愛沙汰について全く興味ゼロだったのに、最終巻で二人が気持ちを確かめ合った時の最後の1ページにすごくグッときた。マジでこの最後の1ページを見るまで興味なかったのに、藤本が「ありがとう」って言って抱き寄せたところが満点の絵で、お前、ちゃんと主人公に求められる恋愛の決着ができたんだな……。これまで無関心だったことが勿体なかったか?と思わせられるくらい良い絵で好(ハオ)でした。
また、芹沢さんとの決着がついたところ、開店祝いのくだりもとても良かった。芹沢さんの敗因は顧客を信じきれなかったことで、主人公の勝因は清々しいまでに顧客を信じきったこと。性善説で成り立つクリエイターと、性悪説で成り立つビジネスを、どのように両立させていけるかどうかがこれからの鍵ではあるが、藤本と佐倉の二人ならなんとか乗り越えていけるかもしれない、と思わせてくれるいい最後だった。次シリーズの『らーめん才遊記』は読み終わったから、次は『らーめん再遊記』を読まねばなるまい。

ときめきトゥナイト それから 1巻 / 池野 恋

この令和の時代にときめきトゥナイトの新刊が!?!?
世代ではなかったのでリアルタイムで読んだことはないものの、タイトルだけは知っている古の少女漫画の新刊が出ているのを見て、ついつい手にとってしまった。真壁くん!あなたが真壁くんなのね!名前だけは存じ上げている昭和のヒーローを新刊で見れたことに妙な感動を得てしまった。かつては南條晃司か真壁俊か、それくらいの知名度だったからね。(南條晃司?)
40歳超えの主人公が主役の少女漫画は久しぶりに見たかもしれない。時が止まったかのような世界観(魔界・魔法)で話が進んでいくが、普通に面白かった。続きが出たらまた見ようかな。

じ、ジバンシィ、オートリード……(氷を閉じ込めた炎、氷を溶かす炎)

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ジャンプを見るのが精一杯の1日だった。そんな日もある。

週刊少年ジャンプ 2022年24号

呪術廻戦184話。な、なにーっ!?今まで読んでいたエロマンガ(CR私鉄純愛列車)は!?今週もトチ狂ったパチンコ領域が展開していると思ってたから、急なパンダと鹿紫雲くんでちょっと困惑してしまったと言いたいところだが、よく考えたら先週の方が余程困惑していたな。CR私鉄純愛列車……何??今週も面白かった。鹿紫雲くん、顔立ちからか五条家っぽいと世間で言われているようで、なんの術式か気になっていたのだが、電気タイプか。菅原の雷とかなのかな。パンダは殺さないでもろて……。そして、呪術廻戦0のDVDの発売日が決まったようで、おめでたい。ジャンプを見た段階では「豪華版安いな…」と思っていたのに、昼頃には各々の法人が独自につける特典の情報でツイッターが賑わっており、もう豪華版を何店舗買うかに話がすり替わっとるのよ。こわ。私はどこで買おうかな。

僕とロボコ88話。サイドエフェクトからのベイルアウトに笑っちゃった。

僕のヒーローアカデミアNo.352。アンデラの地獄の後に、また地獄かもしれない漫画を読んで私のメンタルは大丈夫か?と一瞬心配したが、決着のフェイズでした。ウウッ。

また滅びかけた世界の物語を手に取ってる!

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セリー / 森泉 岳

小説っぽい表紙だが漫画。おそらく外の世界の人間は大半が滅んでいるのかな、と推察できる設定で、沢山の本に囲まれて過ごす、一人の男・カケルと女型のロボット・セリーの話。少女終末旅行といい、私は本当に終わった世界が好きなんだな。どんな性癖だ。
最初に出てきた男の寿命と比べてもセリーは長い間稼働が可能で、やがて時代は変わりゆく。変わりゆく中にあっても、セリーにはかつてのメモリーが残っており、男と本の記憶が詰まっていた。いつの時代か、子供に読み聞かせをするようになったセリーはこういった。「わたしの中に大聖堂がある」。
滅びかけた世界と読書が好きな私には、設定がストレートにヒットして、とてもよかった。また、日々男に対して本の読み聞かせるをするセリー、なんかいいな〜羨ましいな〜と思ったのだが、よくよく考えてみれば、私も日々Kindle本をSiriちゃんに読み上げてもらっているので、大差なかったな。サンキュー、Apple。


最近は人参ときゅうりのスティックを間食がわりに食うことが多く、そのため咀嚼のしすぎか顎周りに疲労感を感じており、咀嚼についてググってみたところ、UHA味覚糖のサイトに辿り着いた。

サイトを開くとわかるのだが、ものすごい『いらすとや』の圧。もう日本は骨の髄まで『いらすとや』に乗っ取られとんのよ、企業なんだから予算かけてイラストレーター雇ってもいいだろうに、あれでも『いらすとや』でも複数素材を使うとロイヤリティ契約が発生するんだけ?と一瞬にしてあれこれ考えてしまったが、なんか見慣れた感じから、結局サイトが見やすいんだよな。行政でもめちゃくちゃ使っとるし、フォーマットとして親しみの馴染み方が半端ないのよ。目新しい感は全くないが、もうこれはそういう文化になったんだなあ。
まあただ、どうでもいいようなチラシ広告にいらすとやが使われることが多いので(※個人の感想)、そのせいか反射的に目が滑ってしまった。価値のないこと書いてるんだろうなみたいな思い込みが自動的に働くというか、サイトは見やすいのだが、脳直で数秒見て脳直で閉じてしまった。いらすとやもUHA味覚糖も、全然何も悪くないのに……!


音楽についてはサブスクではなく1曲1曲買い切る派なので、代償として新しい曲に疎いのだが、最近iTunesのランキングを流し聞きしていて「お!」と思ったものがあったので3曲ほど買いました。

  • 心という名の不可解 / Ado
  • 残響散歌 / Amer
  • 朝が来る / Amer

Adoは「うっせぇわ」の歌い手というイメージがぼんやりあっただけなんだけど、『心という名の不可解』のサンプル聞いたら、メチャメチャ骨太に歌うじゃん!好きだな。→コキーン(iPhone課金音)
『残響散歌』めっちゃいいじゃん!鬼滅のOP曲で、こっちの『朝が来る』はED曲?ヴァンパイアっぽいじゃん!一緒に買っちゃお→コキコキーン(iPhone課金音)


最近、少子化についての記事が気になることが多いので、メモ。

少子化の原因は、夫婦となる男女に収入が足りないこと(家族を増やすリソースが足りないこと)が主な原因なのではないか?と言う問題提起もあるが、基本的に既婚者の出生率は横ばいであるらしい。と言うことは、結婚してしまえば、世帯収入が低くても子供の出生率には問題がない(育てていく上で苦労はあるかもしれない。しかし貧困国は割と子供を沢山産むので、収入の低さ=出生率の低さではなさそう)。問題があるのは生涯未婚率、こちらの方ではないか?と言う話を見た。
なるほど。結婚しちゃえばなんだかんだ言って子供を産んでくれる。問題は、まず結婚自体が減っていること。子供を産まない理由はいくらでも考えられるが、そもそも全体として結婚をしない人の割合が増えつつあるし、もっといえば異性と恋仲になること自体も減りつつあるのだから、根本はそこだと。まあ確かに今の時代、恋愛に代わる娯楽はいくらでもあるもんなあ。自由と平等の名の下に、社会から社会性を強要されなくなり、楽園になればなるほど、人は自分だけを見る幸福を手に入れるのかもしれない。ネズミの楽園実験、ユニバース25の動画で見たやつだな。
そして、よき世の中にいれば、その中にある嫌なことは、とてもよく目に付く。子供が生まれること自体はとてもいいことだと思うが、高齢化社会を支えるために自分の子供に生まれてきて欲しいわけではない、という解釈を一度してしまえば、ずっと悪い方の解釈が頭をよぎることになるだろう。

そこからちょっと話は逸れるんだけれども、犬や猫を飼うとき、大半は去勢する。それがマナーとされているからだ。繁殖能力のない飼育用の犬猫だが、そうなってくると、流石にそれだけでは種をつなげることはできない。だから繁殖用の犬猫は別にいて、そこで増やして市場に出回り、経済になる。乳牛や食用豚も同じような理屈で、繁殖は人間のコントロール下にある。逆にいえば、人間のコントロールなしではその種はもう存続できず、自力では生きていけない品種に改悪されつつある。人間用食糧として種を搾取する。人間に飼われた方が幸せだ、と言えるような存在に作り替えており、それをペットと呼んで、愛玩用として存在を搾取する。これ自体については、日々豚肉は食うし、私も猫飼ってみたいなーとは思うので、申し訳なく思いつつも意識的にスルーしているのだが、なんだろう、やっぱ人間は繁殖をコントロールできないこと自体を恐れる傾向にあるのかな。(この辺りはTwitterで見た話を元にしているのでソースは曖昧)

経済市場のために、子供、納税者、猫、犬、豚、鶏、それらが『潤沢』にある状態が望ましいと思うのは、根本的に人間は自分以外を消費の対象に見る視点があって、より良い環境のためにコントロールしていきたいんだろうな(とても当たり前のことだと思う)。出典を確かめていない話を前提にしているので、まあ多分すぐに考えは変わるだろうが、少子化って、やっぱ世界がより善くなったために種族は崩れるのだなあ……つまり、これも『世界が滅びかける物語』なのでは?と思いました。(また性癖の話してる!)