読書:わけがわかる中学社会 / 学研プラス
クイズ形式の中学社会全般(地理・歴史・公民)の本。先週も似たような本(中学社会のなぜ?が1冊でしっかりわかる本)を読んだのだが、これがまるでダメだったので、復習がてらを読み返した。
読書:中学社会のなぜ?が1冊でしっかりわかる本 / 玉田久文流石に1週間前に似たような範囲をざっくり読んだので、そこそこの精度で答えることができた。
本「Q.正倉院の宝物の中に西アジアやインドから伝わったものがあるのはなぜ?」
私「正倉院、覚えていますよ!鑑真!!!!!!!あと遣唐使!!!!!」
本「A.シルクロードを通って唐に伝わったものが日本にもたらされたからです」
はい……。中途半端なキーワード暗記をしてしまっていた……。テストでもないのに、暗記でキーワードをうろ覚えするなどといったことをしてしまう己の不甲斐なさよ。ちゃんとストーリー込みで、歴史の流れを覚えることに努めなければなあ。まあいつか、奈良旅行とか行くか。大仏見たいし……赤の神紋で連城も仏像見てたし……(??)
個人的にテンションが上がった問いは、「なぜアメリカには円形の畑が広がっているのか?」というもの。これは機械で円形を水を撒くからでしょ!?!?!?これはね、火星テラフォーミングゲームで見たことある!!!!とゲーム脳だけで自信満々に答えられたし、実際その通りだったので楽しかった。
あと、「ブラジルの公用語がスペイン語ではなく、ポルトガル語なのはなぜ?」という問いもあったんだけど、これはポルトガル史を勉強中だったためさすがにニコニコで答えることができた。ニコニコで答えるようなもんでもないけどな、植民地云々の歴史はな。クイズの楽しみがわかってきたかもしれん。
社会を学び直して面白いなと思ったところは、世界の地理や歴史に興味を持ち始めることはまあ当然として、それまで漠然と憧れていたヨーロッパ文化の諸々に対し、「いや……ちょっと色々……あの……怖すぎるな……」と我に返ってしまったところかもしれない。なんとなく漠然としたままだと、今の諸外国のポジティブイメージ戦略の情報量に自ら屈するしかないんだな。日本も全く人のことは言えないし、過去=現在ではないのでなんだけど、今までとは少し違った、変化のある見方ができるようになったという自分自身の変化は、楽しいものである。これは勉強全般に言える効果かも。