花粉は盲目
雨が降った後だからと思って油断していたところ、目が痒くて昼寝もままならなかった。空気清浄機ちゃんと回そう。
最近エッセイを読んでないかもなーと思ってのチョイス。読み進めていくうちに、これはエッセイではなく、エッセイの書き方の本だと言うことに気づく。サブタイトルをちゃんと読まないとこうなると言う好例である。でも、エッセイとブログは何が違うのか?エッセイの書き手、読み手の立場の違いは、どのようなずれを生じさせているのか?A・自分の書きたいことを、B・他人が読みたくなるように書く。ブログはAが中心であり、エッセイは必ずA<Bとなる。読者を迷子にさせない、エッセイの構成は一度紙に図なり箇条書きなりで書き出した方が結局効率が良い、などといった話があり、楽しく読むことができた。
最後の方で構成の仕方、起承転結のリズム、導入のやり方におけるリスク回避などの話が続き、おや……と思って著者略歴を見ると、ちのうが高そうな経歴である。このような本を読んでいたからか、急に「ブログで本の話書くようになったけど、自分だけしか見ることのないメモと違って、ネットで公開する以上は本の著作権なんかをきちんと押さえないとダメだろ……」と気になり始めた。
そう言うわけで、改めて確認する意味も含めて、手に取りました。難しそうな感じではなく、ちゃんとした弁護士の先生が書かれているっぽいので捲りやすかったな。とりあえず、公共された著作物は引用して利用することができるが、引用のルールを守らねばならない。この辺りのルール要項をまとめると、
1・公表された著作物であること(著作物の定義に該当するもの)
2・明瞭区分性(引用された文章がはっきりと区分されていてわかること)
3・主従関係(引用は自身の著作物の補強に使うものであって引用が主になってはならない、と言うことかな?)
4・出典明示(著者名、著書物名、引用箇所のページ数などを引用分のできるだけ近くに明記すること)
5・引用する側も著作物であること
2・明瞭区分性!
著者名、著書物名、引用箇所のページ数
本日途中まで。そういえば、漫画のネタバレサイトが訴えられていたなあ、と気になってニュース記事を読むなどした。
参考 ネタバレ自体は違法ではない--漫画「ネタバレサイト」の問題点を弁護士が解説CNET Japan