あすけんの女とヨリを戻した

水色チェックマークのあるタイトル作品のネタバレを含みます

体重が大いに増え、ずっと前に別れたあすけんの女と復縁することにした。このレコーディングダイエット用のアプリ、やっぱなんだかんだで入力が楽なんだよね。このサイトの前にやっていたレコーディングダイエットのブログをやっていた時は、Googleスプレットシートでの計算と食事内容をブログに記録していくだけで70kg→53kgくらいまで痩せたので、やっぱなんだかんだで軽量・記録は重要なんだよなあ。

日曜日はプーレ・ロティ ちょっと不便で豊かなフランスの食暮らし / 川村明子

最近インスタで中谷美紀のオーストリア生活を見ていたら、そういえば昔から旅行記やらフランスやらでエッセイを出していたなあ、というのを思い出しつつ手が伸びた本。目を瞑った時の寝る前の妄想の糧にするのにちょうどいいかという、まるでエロ本みたいな用途で手を出してしまった。私はいつもこんなふうに洋館雑誌やらレシピ本やらに手を出してしまっている。まあ遠くにあるものが美しく見えるとも言うし……。
ともあれ、この本は著者がパリに留学した際に料理を学んだあれこれや、ライターとしての仕事で得たフランスにまつわる知見などをまとめたもの。フランスは、日曜日はスーパーの大半が営業していないし、日本ほど豊富に加工品が置いてある訳でもないらしい。基本は素材そのまま、またはチーズなどのよく使う加工品などは売られているもの、ドレッシングやマヨネーズやらなにやらは手作りが多い国らしい。ここにはコンビニも無く、しかしそういった不便さが良いのだと著者が言う。ものが無ければ無いで作ったり、多少の不便は工夫してどうにかすると言うのが人間というものだ。市販の完成品をただ消費するのではなく、工夫しながらプロセスを作り出す営みがよいとのこと。この辺りは分かる気がするな。流石にマヨネーズを自作することはないが、自炊が好きだし……。すぐ買えて即消費行動を行えるのは時間がない時はメチャクチャに助かるが、多少気力がある時には自分で工夫を加えた方が、少しは日々の退屈を紛らわすことができるのは確か。それを豊かと呼ぶかどうかは主観によるとは思うが、この著者のフランスでの暮らしで得た知見などを垣間見るのは楽しかった。今夜、寝る前にはフランスで暮らしてる妄想して寝ます。(オチで台無し)

あかね

静岡に住む、30代後半のものです。当時何に興味かあったのかを振り返るとき用に、読んだ本やYoutube動画、考えたことなどを書いていきます。