音読と朗読の違いってなに?と思ってググったら、音読は「声に出して正確に文を読むこと」で、朗読は「その作品を表現しながら人に読み聞かせる」 みたいな感じなのね。
- ひかりのいと-朗読のための自選詩集- / 銀色 夏生
銀色夏生は、タイトルを構成する単語の選定において安定したセンスで人心をくすぐるので(黄昏国、銀色ナイフ、夏の森、やさしい春を想う等)、現代詩のコーナーに行くとつい本を手に取ってしまう。そして中身を読むたびに「いや……私の人生において、ここまで恋愛沙汰は大事にならんわ」と若干共感できずに本を閉じるのが常だったんだけど、ある時から「あ〜!別に空想の推しから推しへの解釈でもいいのか!」ということに気づいてからは、受け入れやすくなったと思う。この本は朗読のためだそうなので、とりあえず誰もいないところへ散歩に出かけてちょっとだけ朗読……音読した。あとはだいたい半分くらい読んで、一番好きだったのは、題名のない30Pのやつ。
詩人って、その感性の鉛筆で書いた作品を好きになればなるほど、書いた側のプライベートなことは一切知りたくない代表の職業だと思ってしまう。なんだろう、己がその人を通して錯覚した世界観を壊されるものは一切知りたくない、みたいな想いが募る。厄介オタクの鱗片だから気をつけようね。 - 東大教授の考え続ける力がつく 思考習慣 / 西成活裕
昨日読んだとき、「かつ話の展開がご自身の経験を語るスタイル(巻末の参考文献もゼロ)なので、やや不安を感じるものの〜」みたいなこと抜かしたけど、本日続きから読んだら普通にエビデンス大事だよ!質の高い情報を集めて!みたいな話が始まってしまったので恥いるばかり。思考の単純化に気をつけること、現場にいながらも大局的に見る余裕を持てるよう経験を積むこと、損得ではなく善悪で判断できるようになると良いこと、思考には緩急つけること、間違ってもいいから発信を絶やさないこと、簡単に手に入る情報は簡単に出ていくので、時間をかけてでも(その過程にあるエピソードを記憶の定着と紐づけて)情報を入れていくこと、などなどの話を読み進めて本日90%。 - 姫様“拷問”の時間です 137話 / 春原ロビンソン
ひたすら食い気で屈していく漫画。今週も面白い。 - うめともものふつうの暮らし 40話 / 藤沢カミヤ
これも今週は食い気の話だった。ねこ?の姉妹?可愛い。Twitterのタイムラインで流れてくるたびに見てしまう。