今回はP43〜53の以下の章を読んだ。
- 第四章 ポルトガルの建国
▼前回
読書:ポルトガル史[増補新版](1) / 金七紀男この章を読むだけで済むはずなのだが、わからん用語も調べて理解しようと努めたところ、時間がかかり過ぎて泣いてしまった。ともあれ、なんとか読み終えた『第四章 ポルトガルの建国』。
レコンキスタの後にポルカトゥーレ伯領の成立があって、カスティーリャ王国から独立し、ポルカトル王国ができたという話。このポルトカトゥーレ伯領が、やがて英単語Port(ポート)の由来となった港町ポルトゥス・カレになり、現在のポルト(都市)に至るというやつ…のかな?レコンキスタより後の成立っぽいので、思ったよりポルトガルは新しい国なのかもしれない、と感じたが、レコンキスタが思ったより古かっただけの気もするな。なんとなくレコンキスタの期間をWikiで調べてみたところ、次の通り。
レコンキスタ(スペイン語: Reconquista)は、718年から1492年までに行われた、複数のキリスト教国家によるイベリア半島の再征服活動の総称である。
Wikipedia
いや長いな!!!約800年!!!!!!!!!!!!!!
ポルトガルは12世紀の成立のはずだろ!計算が合わねえ!いい加減にしろ!ここでまた自分の浅い理解に苦しみながら、また何度も同じページを見る苦しみに耐えたりした。でも読み直すたびに「修道院の国っていうイメージのあるポルトガルだけど、成立からしてもうローマ教皇庁の承認が必要だったりで完全にカトリックやねんな」「ヨーロッパの南の端ってイメージがあったけど、封建制度だしガチガチカトリックだし、荘園もある……典型的ヨーロッパって感じ……」「と思えばそうでもないところもある」と発見を捻り出すなどできた。細かいことを諦めること自体はもう諦めているのだが、ちょっとずつ理解ができる項目が増えると、読み返した時、以前は目が滑って頭に入らなかった言葉に目を向ける余裕ができているような気がする。
とはいえ、今日は疲れてしまったので…ここまで!