ついに3年生に突入してしまった。面白かった漢字の成り立ちを紹介しているページのナンバーをメモしながら読み進めてたんだけど、読み終わった段階で計19個もメモっており、私は一体どんだけ小学3年生で習う漢字が面白かったんだよ。
P29「央」。首枷をつけている人の形。首枷をつけられてると正面しか見えないから、中央の央に使われるようになったよ!って言われて、ワッ……こわくて泣いちゃった(ちいかわ構文)
P36「化」。人が死ぬことを表した文字。右側の七みたいなやつは、死んだ人を表す。にんべんはそのまま生きている人だから、生きている人が死んだ人間に変わる様。またこんなんか?
P69「県」。木にぶら下げた首の形(!?)
P73「幸」。手枷をつけられた人間の形(!?)。最も重い刑に比べればこれくらいで済んでよかったよね〜みたいな意味合いらしく、なるほど生きているだけで幸せっていうのはそういう……図らずも考えさせられるな……と思わず真顔になってしまう。
P83「死」は、骨を拝んでいる人の形。つまり死を定義するのは、いつだって生きている人間って…コト!?
P91「持」、物をじっと持ち続ける意味の「寺」にてへん。最近、「待つ」ということに関しての本ばかり読んでいたからか、なぜか深い意味のように捉えてしまう。
P124「真」。行き倒れた人の死体を表す(!?)。元の漢字は眞で、七と県を組み合わせた。死んだ人は自然の一部となり、人の力を超えたものになることから、真実・永遠・まことという意味になるらしい。エー!?
P134「息」。自分の心と書いて息。これ昨日読んだ瞑想の本で出てきたやつだぞ!
P232「列」。首を並べた様から。またこんなやつ!?左側の部首は切られた首を表し、右側のリは刀を意味する。ん?右側の部首、「死」にも出てきとるな、ということは、さては「死」、生者は骨を拝んでいるんじゃなくて切られた首を拝んでいた?
などなど、19個全部上げるのもどうかと思うのでこの辺にしておくが、小学3年生で習う漢字は物騒な成り立ちが多いなということと、だんだん漢字のパーツの事前知識が溜まってきたことによる成り立ちへの推察力が上がってきていることを実感できたりと、今回も面白かった。いやー、やっぱ漢字っておもしれえな!この面白さがリアル小学3年生だった頃の私に響いていればな。次は4年生を読みます。
他興味があった漢字の成り立ちメモ、P92「式」、P104「習」、P117「章」、P143「待」、P191「表」、P202「勉」、P203「放」、P212「役」、P214「由」、P227「流」。