昨日ワクチン3回目の接種を受けたのが、まったく何の副反応も出ずに終わってしまった。頑健で良かった。
続きから!
第4章「野うさぎを追って」。度重なるロボットたちのエラーにうんざりしつつも、その一つ、仕事の間記憶を失うロボット・デイブを様子を例の男たちがチェックする話。この二人組、もしかして最後まで出るやつ?
昔のロボットは良かった〜今のロボットみたいに複雑な計算をしすぎて狂ったりせんから〜みたいな懐古主義の世間話面白いのよ。人間の考え方はそうそう変わらないよね、例え技術は飛躍的に向上しても人間の考えも比例して向上するわけじゃないからな、という偏見を強化してくれる。デイブの六本指(サブロボットたち)のエラーに対する推理と対応が良かった。
第5章「うそつき」。語り手のロボット心理学の女博士の過去回想になるのかな?これまでは『ロボット工学三原則』をキーにロボットたちがおかしい動作をする、という話がメインだったが、今度は人間側の話かな。
彼女が所属する工場で製作されたとあるロボット・ハービイが人間の思考を読んでくるようになった、テレパシーでも使っとんのか?ということで揉める話。一体どういうことなんですか!?ロボット心理学者の先生!
読み進めるうち、途中で心苦しくなりはするが、終わり方は良かった。
人はそのようにロボットを作った。己のために作った、決して害することのないように、という第一条の話。