「2022年」の記事一覧

そういえば昔、知ってるつもり?!ってテレビ番組あったな

水色チェックマークのあるタイトル作品のネタバレを含みます

いわゆる8時間ダイエット(食事時間を12〜20時の8時間に限定する)を2月から続けている。最初の頃は常に空腹状態だったような気もするが、4月に入ってからコツを掴んできて、ちょっとずつマシになってきている。今の所、12時になった瞬間にプロテインを飲む、卵2個と鮭1切れを毎日食う、野菜(にんじんときゅうりのスティック)で咀嚼回数を増やす、脂質は脂の乗ったブリかサバ(半額)、または特濃牛乳を入れたミルクティー(砂糖なし)、炭水化物はじゃがいもとさつまいもと果物で取る、あとは小松菜orほうれん草に肉っけのあるスープや炒め物を取るという方法で凌いでいる。塩・胡椒・醤油・味の素などを一切使わず、米も小麦も酒もとらず、より美味しい食事をという喜びのスローガンを徹底的に拒絶したことで、食欲が湧かない状態を維持している……という捨て身の戦法を確立してしまった。ここまでしているのだからあと100kgは痩せたいが!?ダメか!?(-1.5kgというしょっぱい結果を見ながら)

読書 ※ネタバレ

  • 知ってるつもり 無知の科学 / スティーブン スローマン, フィリップ ファーンバック
    前回の途中から続き。読了。iPhoneでKindle本を読み上げて貰いながら散歩した。この方法、楽なんだけど、スマホでメモ取りづらいのが難点なんだよな。以下メモ。

    個人は驚くほどに、自分が思っている以上にものを知らない。しかし、それもコミュニティの中にいれば、単に「自分以外の誰かが知っていれば良い」ことになる。自分が知らないことを知っている人と、その人が知らないことを知っている自分の知識や役割の交換ができる。これ昨日の進化系解説動画で見たな、互恵的利他行動ってやつだ(お互いに小さな労力で大きな利益を得られるという利があって親切ができている)。
    このコミュニティは多種多様かつ何か特化した人間がいればいるほど集団としての力を発揮する。虎の威を借る狐とまでは行かないが、このコミュニティにいることが一因で、人は己の無知を自覚しづらい。無知な人ほど己の無知に気づく術に乏しい(何かと相対的に比較しようとも、そもそもそれ自体に注意が行かないからだろうか)。しかし、「私は無知である」と自覚することで、知ろうとすることができる。古代から受け継がれてきたソクラテス式問答法も時には有効。
    無知は大抵、己に対しても周囲に対しても危険性を孕むものだが(ワクチンを気分で打たないとか、医者の指示通りに服用しないとか、身内が自殺するほど悩んでいることを知らないとか)、かといって、世の全てを深く理解しようとするのはあまりに無謀すぎる。それに、知っているつもりだという錯覚も役には立つ。恐れを知らないから行動的になり、大きな夢を見て、楽観的に物事を捉え、前向きになれることだってある。人はこのような錯覚の中で、うまく進化してきた。この件については、己が無知であることを自覚し、時には無知であることを利用し、生きていく上の知識として活用できれば良いのではないか。……という解釈にしておこうと思う。
  • 姫様“拷問”の時間です 138話 / 春原ロビンソン
    お子さんのランドセルかわゆ。
  • ゲーミングお嬢様 77話 / 大@nani、 吉緒もこもこ丸まさお
    グラブルの案件が来たの!?FKHRお嬢様で笑っちゃった。
  • 悪役令嬢転生おじさん 3巻 / 上山道郎
    新刊が出たので。安定して面白い。
  • 銃夢 1〜9巻 / 木城ゆきと
    マッドサイエンティストといえばこの漫画!みたいな評判から、一回読んでみようかなーと思ったのがきっかけだったと思う。銃夢って主人公女の子なんだ?紅殻のパンドラみたいなやつかな?と、フワフワした気持ちで読み進める。
    最初は「このイドとかいうおじさん怖すぎ……と思ったらいい人だったゴメン……と思ったら怖ァ……さてはこいつがマッドサイエンティストになるな……」と思っていたが、普通に違う人が出てきて、そっちがマッドサイエンティストだった。このマッドサイエンティストのノヴァが好き放題やらかし始め、「お、お前〜ッ」となっているうちに後半から面白さが加速し、一気に9巻まで読み終わる。面白かったです。最後の方は名言飛びすぎ。
    この漫画は有名なので、存在自体は結構昔から知っていて、読み進めるうちに「あれ!?もしかしてトーキョーN◎VAのハイランダーって元ネタここ!?」「この愛人兼助手の人って、ニンジャスレイヤーのリー先生とフブキのやつでは?」「この設定、なんとなくマトリックスでみたやつだ……あれも元ネタここか!?」「バトルエンジェルアリータってこれの映画化なんだ」と色々気づいてしまって、それも楽しかった。いや、真偽は定かではないところもあるが、さてはこの漫画、色んな近未来舞台の設定の元ネタになっとるな。続編が出ているみたいなので、機会があったらこれも手に取りたい。

  • ことばの発達の謎を解く / 今井むつみ
    本日17%まで。赤ちゃんがどのように言語を習得してゆくかの謎を追っている感じ。赤ちゃん頭脳明晰すぎんか?この本を種本とした「ゆる言語学ラジオ」という動画を見ていたため、今のところついていけている。

Rainy blue

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雨が続いて散歩ができとらん。ずっと家の中にいるとスマホばっかり触ってしまうんだよな。そういう訳で今日はFGOのソシャゲを進めるなどしました。最近問答無用のスキップを覚えてしまい、ストーリーをひたすらに飛ばして戦闘を繰り返し報酬だけを得ているような有様で、一体私は何が楽しくてソシャゲをしているのか?完全に目的を見失っているし、これ以上正気になってしまうのが怖い。……ちがうんです。これはその、夏の水着イベントに備えて石を貯めてるんです。多分そう。そうだよね。

絵で見てイメージ! 前置詞がスッキリわかる本 / WIT HOUSE

初心者向けのやさしい英語の本。ビジュアルでイメージ付きやすかった。でも「onとonto」「onとover」「overとabove」と畳み掛けるようなボスラッシュが続いたときはゲシュタルト崩壊しそうだった。途中「formとout ofの違い」というページで、アウトオブ眼中……フフッ……となってしまうなどする。どうしても年齢が滲み出てしまうね。

だれもが偽善者になる本当の理由 / ロバート クルツバン

本日は36〜46Pまで。ようやく2章に入ったところ。
お?進化心理学の「進化」、これは普通にダーヴィンたちが提唱した「自然選択」周りをベースにした発展系の話になるんだな。ちょうど昨日、進化の仕組みについての解説動画を見ていたので、タイムリーだった。分かっているつもりになれるので(錯覚なんだけど、とりあえずはページを捲る手が鈍らないで済むので)助かる。
また、人の心は、各々のモジュール(情報処理メカニズム)に分割されて、相互に矛盾するさまざまな見方を同時に持てる、とのくだり、「犀川先生の話?(森博嗣先生のS&Mシリーズ)」となってちょっと思考回路が飛ぶなどした。いくつもの考え方を同時に持つ。妥協して一つの答えにしない。矛盾が綺麗だって言いましたでしょう。こんなことで意識があっちこっちに行くから進まないのやな。今日はここまで。

眼精疲労

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眼精疲労って?ああ!

だれもが偽善者になる本当の理由 / ロバート クルツバン

進化心理学の「モジュール理論」を取り扱った学者さんの本だったかな。1年くらい前に気になって、ずっとAmazonのほしい物リストに入れて様子を見ていたんだけど、いつまで経ってもKindle本(電子書籍)ならないので、楽天ブックスで買いました。本日は導入のあたり(36P)まで。
自然法則のみに依存する生物には無知であることは役に立たないが、人間同士のゲームだと無知や無知を装うことって戦略として役に立つこともあるよね(会社で面倒なことを知らないふりをしてやり過ごしたり、ついでに知らないふりで相手に間接的な不利益を与えたりする等)、これはなぜ?というところで、本で提示されているのが以下の二点。

(1)他人と種々の戦略的なゲームをするという進化をした
(2)一貫性が必ずしも有利にならないという事実を巧みに利用すべく設計されている

この(2)の『一貫性』については確かになあと思うところがある。主張が一貫している人っていうのは、情報が整理されていて予測がつきやすいという点で他人の理解易しくて、結果付き合いやすいということで好まれるのだろうな、と気はするんだけど、裏を返せばわかりやすいが故に利他的な人間に搾取されやすい(あいつはこういう性格だからこうすれば断れないだろみたいな)というのはありそう。だから、『一貫性が必ずしも有利にならない』というのは頷けるところ。というところまで考えて、提示されたポイントについて説明が入る前に今日はストップ。眼精疲労がヤバい。

途中、面白かったのは「この絵の白黒混じった模様が何に見えますか?ダルメシアンって言われるともうそれしか見えなくなりますよね」という箇所で、この絵知ってる!とテンション上がったり、とある実験で「人間は、逆再生したレコードからでも、ある程度正しい単語を聞き取れる。ただし、聞き取れるのは、あらかじめその特定フレーズを教えられていた(こういうフレーズがありますよね等)場合に限る」という箇所で「昨日読んだ今井先生の本で似たようなの見た!予備知識があると聞き取れるが、そうでないと聞き取れないやつだ!」となって喜んだりした。

本とは全く関係ない話なんだけど、途中思いついた理解度解釈メモ。
・マジで分からない→ほぼスルー(気にもならない)
・分からないが気に掛かる→モヤモヤし始めてきている
・ちょっと分かる→自分の頭の中の知識が反応して引っ掛かっている
・普通に分かる→頭だけではなく身体にも定着している、違和感やタイムラグがない
・分かってるか…?→それに対する定説を疑い始めて、漠然とした不安を感じ、気に掛かり、考え始めた状態
・チョットワカル→深い考察が進んでおり、何がわかっていて何がわかっていないか自分の中ではっきりしている

氷山の一角

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本日、A4コピー用紙に読書のメモをとっていたところ、いつもより滑らかに筆が進むことに気づいた。なんでだろう?と考えたところ、『毎日漢字』というスマホのアプリがあり、これで毎日15問漢字の書き取りを行なっている成果ではないかと思い当たる。
そういえば、いつもはメモ取りの際、「この漢字なに?どう書くんだっけ?思い出せない、本で確認しよう」みたいな読書の内容とは全く関係ないところでの躓きでちょくちょくタイムロスしてしまっていたのだが、そういうことがアプリの学習の結果、減ったようだった。おかげでメモ取りが捗る。……そんなことある?検索学習の一環のつもりで漢字の書き取りアプリを使っていたんだけど、ちゃんと『生きる知識』になってるのを体感できて、少し嬉しい。

読書 ※ネタバレ

  • 私はご都合主義な解決担当の王女である 4 / 米田 和佐 、まめちょろ
    新刊出たので買いました。『小説家になろう』で掲載されていた小説の漫画化。本家更新頼む〜と祈りながら、応援も兼ねて購入。好き。
  • ある日、お姫様になってしまった件について 6 / Spoon
    韓国の方のお姫さま漫画、フルカラーなのがやばくてすごく綺麗で服も風景も女の子も良く、好き。一体1話にかける労力どうなってる?お国柄なんだろうか、綺麗なものにかけるエネルギーが半端ない。シムズというシミュレーションゲームやってた時も、キャラクターの見目麗しいスキン(アバター)はだいたい韓国のサイトにあった気がする。
  • 英語独習法 / 今井むつみ
    先日読んだ『学びとは何か』が大層面白かったので続けて手に取ってみたのだが、これもまた面白かった。
    Duolingoという英語学習アプリを使って英語を勉強中なこともあり、なるほど!と思えることも多かったが、書かれている英語の例文をうまく訳せないこともあって、恥ずかしながら私にはまだ難易度が高いと感じた(そのため、英語の探究に関わるページについてはもう少しレベルを上げてから再挑戦しようと思う)。しかしそれを抜きにしても、認知科学をベースにした学習のやり方、例え方についてはとても興味深く読むことができた。『英語独習法』というタイトルでこんな面白い本になることある?気がつけば必死にメモを取っていた。先生すご。
    まずは語彙を増やし、単語の一つ一つを深く掘り下げることから始める。その言葉の意味が分からないと耳にも頭にも入ってこない。そして繰り返し処理することで情報を深く刻みつけ、アウトプットし、頭だけではなく体が自然と動く、身体性を伴う『生きた知識』(目の前の問題を解決できる知識)にする、みたいなくだりは、英語に限らず、大半の学習に使えると思う。『英語独習法』というタイトルでこんな面白い本になることある?先生すご……(二回目)

血威華我

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ちいかわループ編は東リベコラボの伏線だったってコト!?やっぱちょっとナガノ先生はモノホンの狂人(くるんちゅ)の匂いがするんだよな。今日もTwitterばかり見ていました。

このツイートを見て「そういえば就活って、話を普通に盛るし、心にもないこと言うし、ライアーゲームだったじゃん」と思い出す。昨日『ずる――噓とごまかしの行動経済学』を読んだばかりだったので、その後2分くらい考え込んでしまった。確かに、好きでもない人に「本命です」と言うのがマナーで社会の常識みたいな空気の中にいると、これまで培ってきた良識とのダブルスタンダードでメンタルに支障をきたしそう。互いに耳障りの良い嘘を使って勝ち抜いていくことから社会人としてのスタートが始まり、それが悪いことではなく、コミュ力の高さとして捉えられるのなら、途方に暮れてしまう。なんだか、真っ当に生きていこうとするのって、めちゃくちゃ環境に左右されるんだなあ。別に運が良ければ嘘なんかつかなくてもいいだろうけど、自分に自信がない人は上手く盛る方向に意識を割いた方が楽だろうし、嘘をつかなくてもいい戦略をちゃんと考えて正面から説得ってするのは、きっとハードルが高いことだろう。私も就活の時は「物は言いよう」の精神で、いかに上手く話すか考えていたと思う。それは悪いことではないだろうが、正直・誠実が善きものとされるのは、こういったメチャ高ハードルをくぐり抜けて、それでも上手く世を生きていけている人の力に、余計希少価値を感じているのかもしれないなあと思ったりした。

読書 ※ネタバレ

  • ハイパーインフレーション 35話 / 住吉九
    今週もバチコリ面白い。