頭伯邑考ハンバーグか?

水色チェックマークのあるタイトル作品のネタバレを含みます

ヒストリエ 1〜11巻 / 岩明均

長い間、私の『読みたい漫画リスト』に入っていたこの漫画、もはやリストに入れたきっかけすら忘れてしまったが、本日思い切って手をつけた。
いきなり冒頭からアリストテレスが出てくるなあ〜哲学者になる少年の話なのかな?と思って読み進めたら、これ、イスカンダルがブイブイ言わせてたあたりのマケドニアの話だな!?そういえば、アリストテレスはイスカンダルの教師だったことで有名だったな。このあたりの知識は、FGOで得たボンヤリしたネタと、藤村シシンさんゲスト回の『ゲームさんぽ』のトークでの会話、そしてYoutubeチャンネルの『俺の世界史ch』で知った知識くらいなのだが、そんな覚束ない前提知識でも、紀元前4世紀の古代ギリシアが舞台の歴史漫画として十分に楽しめた。
また、話の途中、急にミームで有名な「よくもだましたアアアア!!!!」「ば~~~~っかじゃねぇの!?」が出てきて不意打ちをくらい、そういった意味でもメチャメチャ面白かった。「ば~~~~っかじゃねぇの!?」の文脈をちゃんと見たら、この台詞を言ったハルパゴス、あまりに悲惨な目に遭っていて可哀想の一言。
そしてこの漫画、もうとっくに完結している漫画だと思っていていたのだが、現在進行形で連載中なんだな。11巻まで一気に読み進めたものの、とてもいいところ、具体的には「お、オリュンピアス様(イスカンダルの母)超強ええ!」のところで止められてしまった。エー続きがめちゃくちゃ気になる〜〜〜。
読み終わった後に、この漫画についてもっと知りたくなったからネット検索をしていたら、この漫画を描いた先生は、『寄生獣』で有名な方だったことが判明。『寄生獣』、だいぶ昔に読んだ覚えがあるなあ、あの時も最後まで読み切った覚えがあるから、本当に面白い漫画を描く作家さんなんだと思う。12巻、早く新刊のコーナーに並んでほしいぜ。

あかね

静岡に住む、30代後半のものです。当時何に興味かあったのかを振り返るとき用に、読んだ本やYoutube動画、考えたことなどを書いていきます。